2025年4月6日に行われた「6回目のひな誕祭」で、日向坂46の初代キャプテンとしてグループを引っ張ってきた佐々木久美さんは、約9年の活動に区切りをつけて卒業しました。
同じ会場で新キャプテンとして髙橋未来虹さんの就任が発表され、グループとしては新しい章に進みましたが、佐々木久美さん自身もそこから“個人としてのステージ”に踏み出しています。
この記事では、2025年現在わかっている範囲で、卒業前後に行っていた仕事や、卒業後に動き始めた活動、そしてこれから期待される分野について、ファン目線で分かりやすくまとめていきます。
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佐々木久美さん、日向坂46卒業までの歩みとラストの活動
佐々木久美さんは、日向坂46としての最後のシングル「卒業写真だけが知ってる」の活動期間中に卒業を発表しました。
その前後では、これまでの活動を振り返るロングインタビューや、一期生としての思いを語る企画に次々と登場し、キャプテンとしての集大成を丁寧にファンへ届けていました。
さらに2025年3月25日には、初のソロ写真集「めくる日々」を発売し、アイドルとしての9年間を一冊に閉じ込めています。
撮影地の空気感や、これまで見せてこなかった大人っぽい表情が話題になり、「これで卒業なんだな」と実感したファンも多かったはずです。
卒業当日のステージでは、メンバーからの感謝の言葉を笑顔で受けとめながらも、一人ひとりに向けて温かいメッセージを返していました。
最後まで“みんなを見ているキャプテン”でいようとする姿勢が貫かれていたことが、とても印象的でした。
佐々木久美さん、メディアで見せる卒業後の姿
卒業のあとも、佐々木久美さんはすぐにテレビやラジオの現場に顔を出しています。
2024年から担当していたスポーツ番組でのMC経験を活かし、アスリートへのインタビューや試合の見どころを伝える仕事では、落ち着いた語り口と相手を立てる聞き方が評価されています。
グループ在籍時から続けているバラエティ番組へのゲスト出演では、これまでと変わらない明るさで場をあたためつつも、“もうキャプテンとして守る必要はない”というちょっとリラックスした空気も感じられます。
2025年8月には、テレビ朝日系の「キョコロヒー」に出演し、先に卒業していたメンバーと楽しそうにトークをする姿も見られました。
卒業したあとも日向坂46とのつながりや坂道グループの人脈を活かしているところに、佐々木久美さんらしさがあります。
バラエティの現場では、「回すこともできて自分もしゃべれる」という強みを持っているため、今後は単発のゲストだけでなく、企画コーナーの進行役や特番のサブMCなど、番組側からのオファーが続くと見られます。
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佐々木久美さん、ファッションとステージでの新しい挑戦
卒業後に目立った動きのひとつが、モデルとしての表舞台への復帰です。
2025年6月に発表された「マイナビ TGC 2025 A/W」の出演者の中に名前が掲載され、日向坂46卒業後初のランウェイに立つことが明らかになりました。
アイドルとしてではなく、一人の女性タレントとして堂々とステージに立つ姿は、多くのファンにとって待ち望んでいた瞬間でした。
さらに同年秋に行われた大型ファッションイベントでも出演が告知され、モデルとしての活動を今後も継続していくことがうかがえます。
在籍時に長く務めていた女性ファッション誌「Ray」については、2025年5月号での卒業が発表されています。
雑誌での連載やカバー出演を通して身につけたポージングや表現力を、今度はイベントや広告の仕事で発揮していく流れになっています。
スタイルの良さに加えて、MC経験による言葉の説得力もあるため、美容・ライフスタイル系ブランドのアンバサダー起用や、トークイベントのゲストスピーカーとしての活動も想定しやすいポジションです。
佐々木久美さん、卒業後に広がる仕事の方向性
卒業直後のインタビューでは、「これからは好きなことを好きと言えるような活動がしたい」というニュアンスの言葉を残しており、急激に路線を変えるのではなく、自分が得意なものから広げていく意向が見て取れます。
もともと野球やスポーツ観戦が好きで、世界卓球や野球のイベントでリポーターを務めた実績もあるため、スポーツを“楽しく伝える人”としての立ち位置は今後も強化されていくでしょう。
加えて、長年キャプテンを務めたことで培った“まとめ役”としてのスキルは、トークイベントや公開収録、さらにはアイドル番組OBとしての出演など、複数人で話す場面で生きてきます。
2025年後半には、日向坂46の後輩メンバーと同じ番組で共演する企画も予定されており、卒業してもグループと完全に縁が切れるのではなく、“頼られる先輩”として呼ばれる動きが続いています。
この「完全に離れない」距離感が、ファンにとってはとても嬉しいポイントです。
まとめ：佐々木久美さんは、これから“伝える人”として輝き続ける
2025年現在の佐々木久美さんは、日向坂46のキャプテンという大きな看板を降ろしたことで、むしろ活動の選択肢が広がっています。
スポーツ番組でのMCやリポート、バラエティでのトーク、ファッションイベントでのランウェイ、そして写真集をはじめとしたビジュアルの仕事。
それぞれのフィールドで、「明るくて、聞き上手で、周りを見ている人」という彼女の長所がそのまま武器になっています。
アイドルとしての時間が終わったあとも、佐々木久美さんが人を笑顔にする姿勢は変わりません。
これからも、テレビやイベントで新しい表情を見せてくれるはずです。
卒業後の一つひとつの活動を見守りながら、今後の挑戦を一緒に応援していきましょう。
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