2024年10月から放映される日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系 午後9時〜9時54分)は、神木隆之介さんが主役を務めます。その周囲を固めるエキストラの面々が、徐々に判明しています。
神木隆之介さんは、日曜劇場で主演を務めるのは初めてとのことです。
とはいえ、小役時代から数えて、すでに芸歴は28年となります。円熟みを増した彼の演技にも注目の作品となります。
ここ数年は、TV離れもあって、半沢直樹(2020年7月)の平均視聴率24.7%をTOPに、徐々に低下し、平均視聴率10%前後を推移しています。
起死回生の一発となるのか、豪華キャスト陣による編成がその意気込みを物語っています。
【海に眠るダイヤモンド】に出演するエキストラと背景
【海に眠るダイヤモンド】ロケ地
軍艦島(端島)はどこにあるの?
端島(軍艦島)は、長崎港から各船会社が運営しているツアーで乗船することができます。
(世界遺産に登録されているため、勝手に行って、勝手に上陸することはできません。)
乗船時間やツアーコース、撮影、持ち込み品、服装など、遺産を保護し、より安全なツアーを行うための事前準備がありますので、端島への観光を予定されている方は、ご注意ください。
詳しくは、〝ながさき旅ネット〟をご参照ださい。
詳細情報>>>ながさき旅ネット
軍艦島(端島)の歴史的背景
長崎港から約18km離れた海上に位置するのが、軍艦島こと端島です。
現在は、無人島となり、世界遺産となっています。その歴史はその歴史は1800年まで遡ります。
1810年に石炭が発見され、1890年には三菱が鍋島孫六郎から買収します。
1891年から早速採炭を開始し、徐々に街が活気付きます。
その後、学校や飲食店、娯楽施設などが次々に乱立します。第二次世界大戦後、労働基準が向上し、労働賃金が跳ね上がります。それを機に人口が爆発的に伸びます。一時期は、人口密度が世界最大となりました。
1950年台となり、エネルギー革命が起き、石炭→石油に移り変わります。1962年からは、原油の輸入自由化や大規模な事故が相次ぎ、縮小の一途をたどります。
そして、1972年には採掘終了。1974年には閉山します。その後無人島となり、現在に至ります。
【海に眠るダイヤモンド】新ドラマの概要
本作品は、1955年の炭鉱産業で活気のあった長崎県端島(軍艦島)と現代の東京を舞台にした、70年間にわたる愛と友情を背景に、壮大に描かれた家族の物語です。
〝物は何もないけど、夢や希望に満ち溢れた時代〟と〝物は満ち溢れているけど、夢に乏しい時代〟を相対的に描くことで、この時代とどう向き合うか、希望をどう導き出すのかを考えさせる作品となっているようです。
すごく楽しみな作品となっています。
まとめ
本作品は、キャスト陣の豪華なメンバーとなっていますが、制作側のスタッフも、数々のヒット作品を輩出している方々で構成されています。
脚本は、野木亜紀子さんですし、演出は塚原あゆ子さん、プロデュースは、新井順子さんです。
共に〝アンナチュラル〟や〝MIU404〟を手掛けられた制作スタッフで、気心も知れたメンバーとなっています。
各人の思いがたくさん詰まった作品ですので、非常に楽しみな作品となっています。
10月の公開を楽しみに待ちましょう。
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