aespa(エスパ)のメンバーであるニンニンさんが、NHK紅白歌合戦を辞退したというニュースは、多くの人に驚きをもって受け止められました。
公式に発表された理由はインフルエンザによる体調不良です。
しかし、その発表と同時期に、数年前に投稿された「ランプ」を巡る話題がSNSで再燃し、思わぬ形で炎上へと発展しました。
なぜ過去の出来事が今になって問題視されたのか。
そして、ニンニンさん本人に批判されるべき意図は本当にあったのか。
本記事では、紅白歌合戦辞退の経緯を丁寧に整理しながら、ランプ騒動の背景、日本で強い反応が起きた理由、そして今回の炎上をどう受け止めるべきかについて、感情と事実を切り分けて考えていきます。
ニンニンさんは紅白歌合戦をなぜ辞退することになったのか
ニンニンさんが紅白歌合戦を欠席する理由として、公式に確認されているのは体調不良のみです。
2025年12月29日、所属事務所からニンニンさんがインフルエンザに感染し、体調面を考慮して紅白歌合戦を欠席するという発表がありました。
一部では別の理由が囁かれていますが、少なくとも公に確認できる情報としては、健康上の判断による辞退であることは明確です。
ニンニンさんの過去の投稿が「ランプ騒動」として問題視された経緯
ニンニンさんのランプ投稿は、当時も一部のネットコミュニティでは話題になっていましたが、大きな炎上に発展することはなく、主に私的なやり取りとして受け取られていました。
2022年5月、ニンニンさんはファン向け有料アプリにて、オレンジ色の光を放つ卓上ランプの写真を投稿しました。
投稿には「可愛いライトを買ったよ。どう?」という言葉が添えられており、日本や原爆、政治的な話題に触れる内容は一切含まれていませんでした。
この投稿が注目を集めたのは、紅白歌合戦への出演が決まった後のことです。
過去の画像が切り取られる形で拡散され、文脈を失ったまま問題視されるようになりました。
ニンニンさんの投稿が今になって炎上した理由
ニンニンさんの投稿が再燃した背景には、タイミングと社会情勢が大きく影響しています。
紅白歌合戦という国民的番組への初出演は、アーティストの過去の言動が改めて掘り起こされやすい状況を生みます。
さらに、日中関係を巡る緊張感が高まる中で、中国籍であるニンニンさんの行動が、本人の意図とは関係なく政治的文脈で解釈されてしまった側面も否定できません。
数年前の投稿が、現在の空気感の中で別の意味を与えられてしまったと言えるのではないでしょうか。
ニンニンさんが購入したランプはどのような意図で作られているのか
ニンニンさんが購入したランプは、特定の思想を主張するための製品ではない可能性が高いです。
類似したランプは、海外のECサイトなどでアートやインテリア用品として販売されています。
巨大なエネルギーが放出される瞬間を造形として表現したサイエンス・アートや、映画やゲームの終末世界観をモチーフにした装飾品として評価されることもあります。
少なくとも、原爆被害を揶揄したり、特定の国を批判する意図で制作されたものだと断定できる情報は確認されていません。
ニンニンさんの投稿に日本で強い反発が起きた理由
ニンニンさんの投稿が日本で強く反発されたのは、原爆の記憶と形状が直結しているからです。
日本は、実際に原爆の被害を経験した国です。
そのため、きのこ雲を想起させる表現は、海外での受け止め方とはまったく異なる重みを持ちます。
表現そのものに悪意がなかったとしても、見る側の記憶や感情が強く反応してしまう。
この認識の差が、今回の炎上を大きくした要因と言えるでしょう。
私の祖母も原爆の経験者です。幼い頃からその時の惨劇や凄惨な光景は、祖母から聞き及んでいます。日本人にとって、原爆は特別な意味をなします。
決して軽視するべきではありませんが、今回の炎上事件は、情報が文脈を失ったまま急速に拡散され、批判が一気に集中したという点で、反応のされ方が極端だったようにも映ります。
私個人の感想としては、このことで若いアーティストの芽を積む様な結果になることは、絶対に避けなければならないと思います。
ニンニンさんに反日感情や政治的意図はあったのか
ニンニンさんが反日感情や核容認を示したと確認できる事実は存在しません。
これまでの発言や行動を見ても、日本を批判する言動や、核兵器を肯定する発言は確認されていません。
所属事務所は、紅白歌合戦辞退の理由についてはあくまで体調不良であると説明しており、過去の投稿やランプ騒動そのものに踏み込んだ公式コメントは現時点では確認されていません。
少なくとも、明確な悪意があったと断定する材料は、見当たらないのが現状です。
ニンニンさんを巡る今回の炎上はどのように受け止めるべきか
ニンニンさんを巡る今回の騒動は、善悪ではなく受け取り方の違いが生んだ衝突だと考えられます。
被爆国として、配慮を求める声が上がることには理解すべき点があります。
一方で、数年前の私的な投稿を現在の政治情勢と結びつけ、個人を強く断罪することが本当に適切なのかは、立ち止まって考える必要があります。
まとめ|ニンニンさんの騒動から私たちが考えるべきこと
今回の炎上は、誰かを傷つけるために起きたものではなく、文化や記憶の違いが偶然重なった結果と見ることができます。
歴史への敬意を忘れずにいること。
そして、将来ある若いアーティストを守ること。
その両方を同時に考える姿勢こそが、今求められているのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、有難うございました。

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