仮面ライダーシリーズは、1971年の初代『仮面ライダー』から続く日本を代表する特撮ヒーロー作品です。
私も小学生の物心ついた頃から、毎週欠かさず見ていた記憶があります。
その長い歴史のなかで、数多くの若手俳優がこの作品をきっかけに、芸能界でのキャリアを
スタートさせ、現在ではドラマや映画、CMなどで大活躍しています。
なぜ、仮面ライダーが俳優の登竜門と呼ばれるのでしょうか?
その理由は、長期間に渡る撮影スケジュールや、本格的なアクション、キャラクターの成長描写など、
俳優としての基礎力を鍛えられる環境が整っているからではないでしょうか。
また、子どもたちを中心に広く親しまれる作品であるため、高い知名度を得やすいというメリットもあります。
ここからは、仮面ライダーシリーズ出身の俳優たちの中でも、特に注目度の高い10名をご紹介します。

仮面ライダー出身の人気俳優10選
1. 佐藤健(仮面ライダー電王)
2007年放送の『仮面ライダー電王』で主役・野上良太郎を演じて注目を集めた佐藤健さん。
変身シーンや複数の人格を演じ分ける難役をこなし、その演技力が高く評価されました。
出世作ともいえる『るろうに剣心』シリーズでは、アクションと感情表現を高次元で融合させ、
日本映画界の代表的な俳優に成長したのは、言わずもがなです。
2024年にはNetflix映画『グラスハート』で国際的にも評価され、現在も国内外からのオファーが絶えません。
私生活では独身を貫いていますが、結婚観について「仕事にまっすぐ取り組める環境を大切にしたい」
と語っています。
ちなみに、2023年のgooランキングで、『結婚したい独身イケメン俳優ランキング』では、
堂々の1位を獲得しています。
女性からの熱いラブコールに対し、自分を貫く姿勢は、羨ましくもあり、憧れもあり、
すごい俳優さんと言いますか、人格的にも素晴らしい方なのだと想像ができます。
2. 菅田将暉(仮面ライダーW)
2009年の『仮面ライダーW』でフィリップ役を演じたのが、菅田将暉さんです。
独特の存在感と演技力で一躍注目を浴び、以降は映画『共喰い』でのブルーリボン賞新人賞受賞を
皮切りに、実力派俳優としての地位を確立しました。
代表作は『あゝ、荒野』『ミステリと言う勿れ』などです。
音楽活動でも人気を集め、楽曲「虹」や「さよならエレジー」は大ヒットを記録しました。
2021年に女優・小松菜奈さんと結婚し、美男美女カップルとして話題にもなりました。
2025年現在、主演映画『透明な夜』が話題となっています。
また、実の兄でもある“こっちのけんと”さんも、2024年の紅白に出場するなど、活躍されたことは、
記憶に新しいのではないでしょうか。実の弟さんも俳優をしています。
3. 福士蒼汰(仮面ライダーフォーゼ)
2011年放送の『仮面ライダーフォーゼ』で主役・如月弦太朗を演じたのが、福士蒼汰さんです。
明るく元気なキャラクターが印象的で、シリーズを代表する人気作品となりました。
その後、『あまちゃん』や『好きっていいなよ。』で若手スターとして人気を不動のものに。
2023年には舞台『ハムレット』でシリアスな演技にも挑戦し、俳優としての幅を広げています。
私の中では、映画“ブリーチ”は映画館まで見に行きました。
現在は、ドラマ『月とオオカミ』で主演を務め、再び注目を浴びています。
結婚についてはしておらず、現在も独身のようです。2018年に一部の週刊誌で年上女性との
噂が取り立たされましたが、結婚には至っていないようです。
4. 竹内涼真(仮面ライダードライブ)
2014年放送の『仮面ライダードライブ』で泊進ノ介役を務めたのが、竹内涼真さんです。
仮面ライダー史上初の「刑事ライダー」として話題になり、真面目で熱血な役柄が高く評価されました。
出世作となったのは、なんと言っても『下町ロケット』での好青年役ではないでしょうか。
近年では、『君と世界が終わる日に』でのサバイバルアクションが話題になりました。
プライベートでは女優・三吉彩花さんとの交際が報じられていますが、結婚には至っていません。
5. 吉沢亮(仮面ライダーフォーゼ)
福士蒼汰さんとともに『仮面ライダーフォーゼ』に出演し、
仮面ライダーメテオ/朔田流星を演じたのが、吉沢亮さんです。
クールな美男子キャラが印象的でしたね。その後『銀魂』や『キングダム』での演技が評価され、
2021年にはNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主演を演じます。
時代劇にも現代劇にも対応できる演技力が、彼最大の武器です。
2024年は映画『リュミエールの約束』に主演し、フランス映画祭でも話題になりました。
結婚はしていませんが、恋愛観について「自然体でいられる人が理想」と語っています。
6. 中村優一(仮面ライダー電王/響鬼)
中村優一さんは『仮面ライダー響鬼』『電王』と2作品に出演しました。
特に『電王』でのユウト役が印象的で、シリーズファンから根強い人気を誇ります。
一時は、体調不良により芸能活動を休止しましたが、2014年に復帰を果たします。
現在は舞台や映画などで活動しており、俳優として再評価されつつあります。
2025年には映画『祈りの海辺』に出演し、静かな演技が注目されています。
私生活は完全非公表で、結婚歴はないようです。
7. 白石隼也(仮面ライダーウィザード)
2012年の『仮面ライダーウィザード』で主役・操真晴人を演じたのが白石隼也さんです。
ミステリアスで孤高なライダー像を演じ、若手俳優として注目を浴びました。
その後『彼岸島』シリーズや『地味にスゴイ!校閲ガール』などにも出演します。
2024年にはNetflixドラマ『静寂の鍵』で難役に挑戦。
演技派俳優としての評価が高まっています。
結婚については、現在も独身で、芸能活動に集中している様子です。
8. 犬飼貴丈(仮面ライダービルド)
2017年の『仮面ライダービルド』で主演・桐生戦兎を演じたのが、犬飼貴丈さんです。
科学者ライダーとして複雑なキャラクターを演じ、ファンから高評価を受けました。
以降はドラマ『絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男』や『美しい彼』など、
話題性の高い作品に出演を果たしました。
SNSでの発信も積極的で、若い世代からの支持を集めています。
2024年には舞台『誰かの星になれたら』で主演を務めるなど、表現の幅を広げています。
結婚歴はなく、現在も独身を貫いているようです。
9. 奥野壮(仮面ライダージオウ)
2018年の『仮面ライダージオウ』で主演を務めた奥野壮さんは、若干17歳での大抜擢が話題になりました。
初主演ながら堂々とした演技を見せ、俳優としての才能を感じさせられました。
近年ではドラマ『グッドモーニング、眠れる獅子』などに出演し、演技の幅を広げています。
2024年には映画『ソラニンの約束』に出演し、感情を丁寧に表現した演技が話題になりました。
現在はモデル活動も継続しており、次世代の注目株間違いなしです。
10. 高橋文哉(仮面ライダーゼロワン)
令和初の仮面ライダー『ゼロワン』で主演を務めた高橋文哉さんは、
俳優としてもモデルとしても注目を浴びました。
AIと人間の共存というテーマの中で、成長する青年をリアルに演じ話題に。
『最愛』『君の花になる』などの人気ドラマにも出演し、2024年には『フェルマーの料理』で天才シェフ役に挑戦しました。
料理人を志していた過去を活かした演技で、自然な所作が好評を博しました。
現在は独身ですが、インタビューでは「30代までに結婚したい」と語っています。
今後の仮面ライダーもスター誕生の現場に
仮面ライダーシリーズは、今後もスター俳優を生み出す登竜門であり続けることでしょう。
視聴者は「次にブレイクする俳優」を見つける楽しさがあり、一つのカルチャーとなっています。
業界にとっても有望な才能を発掘する場として機能しているようです。
過去のシリーズから学べることは多く、今後の新シリーズにもぜひ注目したいところです。
仮面ライダー出身の俳優たちは、これからのエンタメ界を担う存在として、
ますます輝きを放っていくことでしょう。
最後まで読んで頂き、有難うございました。
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