最近、モラハラ訴訟で若干世間を騒がせた、元フィギュアスケート選手の織田信成さんは、どうも織田信長との関係性を裏付ける証拠がないようです。
織田信成さんがフィギュアスケーターとして、メディアに出始めた当初は、『織田信長の子孫の織田信成です』とハッキリ公言されていた記憶があります。
織田家ともなれば、日本人として知らない人はいない程の超大物級の家系です。しっかりとした家系図なり、歴史上の書物なり、その公言を裏付ける何かがあると信じて疑いませんでした。
また、姓も“織田”であり、言われてみると若干お顔も、織田信長のイメージ画と似ているようにも感じていました。
最近になって、どうもそうではないとの情報が流れており、その情報の出所を調べてみました。
織田信成 さんは織田信長の子孫ではないと言われる理由
日本人にとって、織田信長は歴史上、最も馴染みのある武将の一人だと思います。
日本の統一を本気で目指し、現実的にあと一歩のところまで迫った初めての武将です。
その姓を受け継ぎ、突然現れた一人の若きスケーターに、時代浪漫を重ねて見てしまうのも仕方のないことかもしれません。
しかしながら、最近になって、織田信成さんの家系図に関し、途中欠落している部分が存在することが判明したということです。
信長には、本能寺の変で共に散った信忠はよく知られていますが、その他にも11人の男児が存在していたということです。
しかしながら、その多くは、戦死したり、出家したりと、子孫を残した末裔は少ないようです。
引用：ほのぼの日本史
これが、織田信成さんへ続く家系図とされています。
この家系図の中で、織田信真までの家系ははっきりしていて、信真は明治維新後、写真技師へと転身します。
しかし、その後の２世代にブランクがあります。織田信成さんの祖父（重治氏）へ確認するも、明確な回答はなく、その究明にも至っていないこと。信長の末裔であると表明しているのが、信成さんの父親の信義さんであることから、末裔であることを証拠づける家系図ではない。との判断に至ってしまったようです。（可能性はあるというくらいのレベルかな）
織田信成 さんのプロフィール&来歴
織田信成 さんが世間を騒がせた出来事
2019年9月に関西大学スケート部の監督を退任しましたが、その後の公式ブログにおいて、織田自身に対する嫌がらせやモラハラ行為があったことを吐露する。
その後、そのモラハラ行為を行ったとして、損害賠償請求訴訟を濵田美栄コーチを相手取って行う。
そして、訴えられた濵田コーチサイドも名誉毀損として織田サイドを訴えることとなり、泥沼化する。
2023年3月 大阪地方裁判所の判決により、織田サイドの敗訴が決定し、賠償金を支払うこととなる。
以上のように、良くないことで世間を騒がせることになった織田信成さんですが、現在は、Youtubeの分野で活躍したり、振付師としてご活躍されています。
年齢的にも、まだまだ沢山の可能性を秘めている方ですので、これからのご活躍を切に希望します。
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