50代になると、
「このまま今の仕事を続けていて大丈夫だろうか」
「定年後に何が残るのだろう」
「何か新しいことを勉強した方がいいのではないか」
と考えることがあります。
私自身も50代になり、これから先の働き方や収入について考えることが増えました。
ただ、
「何か勉強した方がいい」
と思っても、いざ始めようとすると迷います。
資格。
英語。
AI。
パソコン。
副業。
少し調べるだけでも、さまざまな選択肢が出てきます。
私も、最初から「これを勉強しよう」と明確に決めていたわけではありません。
むしろ、
「今のままでいいのだろうか」
という気持ちから、少しずつ新しいことを調べたり、試したりするようになりました。
その中の一つがAIです。
ブログを書くことも、私にとっては学び直しの一つになっています。
記事を書くために調べる。
分からないことを確認する。
AIを使って考えを整理する。
新しいサービスや仕組みを知る。
こうしたことを繰り返していると、
50代の学び直しは、必ずしも資格を取ったり学校へ通ったりすることだけではない
と感じるようになりました。
大切なのは、
これからの仕事や生活のために、自分が今まで知らなかったことを一つずつ知っていくこと
ではないでしょうか。
この記事では、50代会社員の私自身の経験をもとに、
「何か学びたいけれど、何から始めればいいのか分からない」
という方に向けて、学び直しの始め方を考えていきます。
この年になって新しいことを学ぶことは、結構楽しいですよ。
50代の学び直しは何から始めればいい?
結論から言えば、
最初から資格や講座を選ぶ必要はない
と私は思っています。
まず考えたいのは、
「何のために学び直したいのか」
です。
たとえば、
- 今の仕事をもう少し楽にしたい
- 新しい仕事にも対応できるようになりたい
- 定年後に備えたい
- 副業を始めたい
- AIを使えるようになりたい
- 今まで知らなかったことを学んでみたい
など、人によって目的は違います。
目的が違えば、学ぶ内容も変わります。
定年後の収入が気になる人と、今の仕事を効率化したい人では、必要な学びは同じではありません。
だから、
「50代にはこの資格がおすすめ」
「これからはプログラミングを勉強すべき」
といった情報だけを見て決めなくてもいいと思います。
「何を学ぶか」より「何を変えたいか」から考える
私なら、何を勉強するかを決める前に、
今の自分が何を変えたいのか
を考えます。
仕事に時間がかかっているなら、業務を効率化する方法を調べてみる。
AIが気になっているなら、まず使ってみる。
定年後の収入が不安なら、副業について調べてみる。
英語が必要な仕事なら、英語を学ぶ。
そうすれば、
「世間で人気だから」
ではなく、
自分に必要だから学ぶ
という形になります。
50代になると、仕事も家庭もあります。
使える時間にも限りがあります。
だからこそ、興味のないことを無理に勉強するより、今の自分に必要なことから始めた方が続けやすいと思います。
これまでの経験を捨ててゼロから始める必要はない
学び直しという言葉を聞くと、
「新しい仕事ができるようになるために、ゼロから勉強し直さなければならない」
と感じるかもしれません。
しかし私は、これまで積み重ねてきた経験を全部捨てる必要はないと思っています。
長く会社で働いていれば、
- 仕事の進め方
- 人との付き合い方
- 失敗した経験
- トラブルへの対応
- 部下や後輩との接し方
- 取引先との関係
など、若い頃には持っていなかったものが結構あります。
そこへ新しい知識を足す。
その考え方の方が、50代には合っているのではないでしょうか。
たとえば私の場合なら、これまでの仕事の経験にAIを加えることで、
- 会議前の論点整理
- 上司への報告
- 部下への伝え方
- 問題が起きたときの考えの整理
といった使い方ができるようになりました。
AIの専門家になるためではありません。
これまでやってきた仕事を少しやりやすくするために、新しい道具を覚える。
これも十分な学び直しだと思います。
まずはお金をかけずに試してみる
学び直しを始めるからといって、最初から高額な講座やスクールへ申し込む必要はありません。
私は、
まず無料、または小さな金額で試してみる
のがいいと思っています。
本を一冊読む。
無料の動画を見る。
図書館を利用する。
AIを無料で使ってみる。
興味のある分野について調べてみる。
それだけでも構いません。
最初の目的は、その分野を完璧に身につけることではなく、
自分がもっと知りたいと思えるか確かめること
です。
実際に触ってみて、
「もっと知りたい」
と思ったら次へ進む。
「これは自分には合わない」
と思ったら別のものを試す。
時間もお金も限られているからこそ、小さく試してから決めるくらいがちょうどいいと思います。
50代の学び直しは目的によって選べばいい
では、実際に何を学べばいいのでしょうか。
一つの正解を決める必要はないと思います。
大きく分ければ、
- 今の仕事に役立つこと
- AIやデジタル
- 副業
- 英語や資格
- 純粋に興味のあること
などがあります。
大切なのは、
「どれが一番すごいか」ではなく、自分が何を求めているか
です。
今の仕事に役立つことを学ぶ
一番始めやすいのは、今の仕事で困っていることから探す方法だと思います。
資料を作るのに時間がかかる。
文章を書くのが苦手。
パソコン操作に不安がある。
数字をまとめるのに時間がかかる。
部下への伝え方に悩んでいる。
そうした身近な問題の中にも、学び直しのきっかけがあります。
新しい資格を取らなくても、
Excelの使い方を覚える。
文章のまとめ方を学ぶ。
AIを使って考えを整理する。
人との伝え方について本を読む。
それだけで、仕事が少しやりやすくなることもあります。
50代の学び直しは、
今までとはまったく違う人間になるためではなく、今の自分を少しアップデートするもの
と考えてもいいのではないでしょうか。
AIやデジタルを学んでみる
私が50代の方に一度触ってみてもらいたいと思うものの一つがAIです。
ただし、
「これからはAIの時代だから勉強しなければならない」
と難しく考える必要はありません。
私自身も最初から専門知識を学んだわけではありません。
まずChatGPTに話しかけてみる。
分からないことを聞いてみる。
文章を整理してもらう。
自分の考えを壁打ちする。
そうしたところから始まりました。
使っていくうちに、
「こういうことにも使えるのか」
と少しずつ分かってきます。
50代のAI初心者が何から始めればいいのかについては、こちらの記事でまとめています。
→ 関連記事:50代AI初心者は何から始める?無料でChatGPTを試そう
大切なのは、AIについて詳しくなることより、
自分の仕事や生活で何に使えるのかを知ること
だと思います。
副業について学ぶ
定年後の収入や、会社以外からの収入について考えている方なら、副業について調べることも学び直しの一つです。
私の場合はブログでした。
ブログを始めると、
文章を書く。
WordPressを使う。
SEOを調べる。
アクセス解析を見る。
広告やアフィリエイトの仕組みを知る。
AIを使う。
と、知らなかったことを次々に学ぶことになりました。
うまくいくことばかりではありません。
それでも、
自分で調べて、試して、失敗して、また考える。
これを繰り返すこと自体が学びになっています。
副業は必ずブログである必要はありません。
大切なのは、
会社の外にはどんな働き方があるのかを知ること
だと思います。
50代からブログ副業を始めることについては、こちらの記事にまとめています。
→ 関連記事:50代でブログ副業は遅い?会社員が2年間続けて感じた現実
英語や資格が必要なら、それを学べばいい
資格や英語を否定するつもりはありません。
仕事で資格が必要。
転職を考えている。
昇進に必要。
英語を使う仕事に関わりたい。
という明確な目的があるなら、分かりやすい学び直しになります。
一方、
「何となく資格を取っておいた方が安心だから」
だけで始めると、途中で目的を見失うこともあると思います。
資格そのものが目的なのか。
その資格を使って何をしたいのか。
一度考えてから始めた方が、時間もお金も使いやすくなります。
仕事に関係のないことを学んでもいい
学び直しというと、
仕事。
収入。
資格。
キャリア。
ばかりを考えがちです。
でも私は、
純粋に知りたいことを学ぶのも十分意味がある
と思っています。
歴史でもいい。
料理でもいい。
写真でもいい。
旅行でもいい。
パソコンでもいい。
今まで触れてこなかったことを知ることで、別の興味につながることもあります。
50代だからこそ、
「仕事に役立つか」
だけでなく、
自分が面白いと思えるか
を基準にする学びがあってもいいと思います。
若い人と同じ学び方をしなくてもいい
50代で新しいことを始めると、
「覚えるのが遅い」
「若い人にはかなわない」
と感じることもあるかもしれません。
私も、新しいサービスや仕組みを見て、
「これは何のことだろう」
と思うことがあります。
でも、若い人と同じ速度で覚える必要はないと思っています。
50代には、これまで働いてきた経験があります。
新しく知ったことを、
「これは今の仕事に使える」
「これは自分には必要ない」
「以前の経験とつながる」
と判断する材料があります。
ただ新しい知識を覚えるだけではなく、
これまでの経験と新しい知識をつなげられること
も50代の強みではないでしょうか。
分からなければ何度でも調べればいい。
忘れたら、また確認すればいい。
全部覚えようとしなくても構いません。
使うものから少しずつ身につけていけばいいと思います。
時間がない50代は無理に毎日勉強しなくてもいい
50代会社員が学び直しをするとき、大きな問題になるのが時間です。
仕事があります。
家庭もあります。
人によっては、親のことや子どものこともあるでしょう。
だから私は、
少しでも時間があれば全部勉強に使う
という考え方にはしていません。
1分、5分と空いた時間まで、
「何かやらなければ」
と考えていると、気持ちまで休まらなくなります。
少ししか時間がないなら、休む。
本を読む。
何となく考える。
それでもいいと思っています。
学び直しは、短期間だけ頑張れば終わるものではありません。
これから続けていくなら、
生活を壊さず続けられることの方が大切
ではないでしょうか。
隙間時間は使えるときだけ使う
もちろん、隙間時間が役に立たないわけではありません。
通勤中に音声を聞く。
気になったことをメモする。
後で調べたいことを書いておく。
短い記事を読む。
そのくらいなら生活にも取り入れやすいでしょう。
そして、まとまった時間が取れたときに、
「この前気になったことを調べてみよう」
と進める。
学ぶ時間を無理やり詰め込むより、
自分の生活の中で続けられる形を探す
ことが大切だと思います。
一度にたくさん始めなくてもいい
新しいことを調べ始めると、
「あれも必要」
「これも覚えた方がいい」
となりがちです。
AI。
資格。
英語。
副業。
パソコン。
次々に情報が出てきます。
しかし、全部を同時に始める必要はありません。
私なら、
今一番気になっているものを一つ試す
ところから始めます。
AIが気になるならAI。
英語が必要なら英語。
副業が気になるなら副業。
やってみて、
「もう少し知りたい」
と思えば続ける。
合わなければ別のものを試す。
一つずつ試して、自分に必要なものを残していく。
それくらいのペースでも十分だと思います。
無料で試して「もっと学びたい」と思ったら次へ進む
本や動画、AIなどを試していると、
「もう少し体系的に勉強したい」
と思うことがあります。
その段階で、
講座。
通信教育。
オンラインスクール。
資格学校。
などを検討すればいいと思います。
独学では、
何から勉強すればいいのか分からない。
分からないところを質問できない。
情報が多すぎて整理できない。
ということもあります。
そんなときは、お金を払って、
学ぶ順番や環境を用意してもらう
ことにも価値があります。
ただし、
「50代だから急がなければ」
「今申し込まないと遅れる」
という不安だけで決める必要はありません。
お金を払う前に確認したいこと
有料講座やスクールを検討するなら、
- 自分が何を学びたいのか
- その講座で何を学べるのか
- 総額はいくらかかるのか
- どのくらい時間が必要なのか
- 質問やサポートはあるのか
- 自分の目的に本当に必要なのか
は確認しておきたいところです。
無料相談や説明会があるなら、話を聞いてみるのも一つの方法です。
ただし、
話を聞いたから契約しなければならないわけではありません。
学び直しの目的は、スクールへ通うことではありません。
自分がこれからどうなりたいのかを考え、そのために必要な知識を身につけることだと思います。
学び直しは結果だけでなく過程にも意味がある
学び直しを始めると、
「これで収入が増えるのか」
「転職できるのか」
「資格が取れるのか」
と結果を求めたくなります。
もちろん、目的があるなら結果も大切です。
私もブログを続けている以上、収益を出したいと思っています。
AIを使うのも、仕事やブログをより良くしたいからです。
ただ、新しいことを学んでいると、
今まで知らなかったことが分かる瞬間
があります。
私は、それ自体も結構面白いと思っています。
50代になると、仕事では経験を積み、
「これは知っている」
「以前にも経験した」
ということが増えます。
そんな中で、
「こんな方法があるのか」
「こんな考え方もあるのか」
と感じることは新鮮です。
何か大きな成果につながらなかったとしても、
昨日まで知らなかったことを今日一つ知った。
それだけでも学んだ意味はあると思います。
50代の学び直しは3つの順番で考えると始めやすい
ここまでを簡単に整理すると、始め方は次の3つです。
1.今の自分が何を変えたいのか考える
まず、学ぶ内容ではなく目的を考える。
仕事なのか。
定年後なのか。
副業なのか。
純粋な興味なのか。
ここが決まれば、学ぶものも見えやすくなります。
2.無料か小さな金額で試す
本を読む。
動画を見る。
AIを使う。
無料講座を利用する。
まず実際に触れてみる。
その中で、
「もっと知りたい」と思えるか
を確認します。
3.続けたいものだけ深く学ぶ
試してみて、
「面白い」
「仕事に使えそう」
「もっと知りたい」
と思ったものを深く学ぶ。
必要なら有料講座を利用する。
独学で十分なら、そのまま続ける。
違うと思ったら方向を変える。
自分に必要なものを探すことも、学び直しの一部
だと思います。
まとめ|50代の学び直しは小さく始めればいい
50代で学び直しを考えたとき、
「何を勉強すればいいのか」
と迷うかもしれません。
でも、最初から正解を決める必要はありません。
まず、
これから自分が何を変えたいのか
を考える。
そして、興味のあるものを小さく試してみる。
AIでもいい。
英語でもいい。
資格でもいい。
副業でもいい。
仕事とは関係のない趣味でもいい。
続けたいと思えば続ける。
違うと思えば、別のものを試す。
50代には、これまで積み重ねてきた経験があります。
その経験を捨ててゼロからやり直すのではなく、
これまでの自分に、新しい知識を少しずつ足していく。
私は、そのくらいの考え方でいいと思っています。
時間がない日は休んでもいい。
忘れたらもう一度調べればいい。
若い人と同じ速さで覚える必要もありません。
大切なのは、
昨日まで知らなかったことを一つ知ること。
そして、
「もう少し知ってみたい」
と思えることです。
私自身もまだ学んでいる途中です。
だからこそ、
「今さら遅い」ではなく、「今から何を知ろうか」
くらいの気持ちで始めてみてもいいのではないでしょうか。
この年になって始める勉強も、やってみるとなかなか面白いものですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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