塾の体験授業で何を見る?親子で合うか確かめるポイント

塾の体験授業で、中学生と保護者が先生の教え方や質問のしやすさ、子どもとの相性を確認しているイメージ 奮闘記

塾の体験授業を受けることになった。

でも、何を見ればいいのか分からない。

そんな方は多いと思います。

体験授業を受けたあとも、子供の「楽しかった」「普通だった」という感想だけでは、入塾を決めにくいですよね。

私が大切だと思うのは、次の4つです。

  • 質問しやすい環境か
  • 子供の理解度に合った指導か
  • 子供自身がどう感じたか
  • 通塾や費用を含めて無理なく続けられるか

体験授業だけで、すべてが分かるわけではありません。

分からなかったことは塾に確認し、親子で話し合ってから決めればよいと思います。

この記事では、体験前の準備から当日の確認ポイント、体験後の判断まで、私自身の経験も交えながら紹介します。

体験前|親子で確かめたいことを決める

今困っていることと子供の希望を整理する

まずは、塾で何を助けてほしいのか、親子で話しておきましょう。

例えば、こんな困りごとです。

  • 数学の途中式が分からない
  • 学校の授業についていけない
  • 分からないことがあっても先生に質問できない
  • 自分に合った勉強方法が分からない

困っていることが具体的だと、体験授業で確認するポイントも絞れます。

ここで大切なのが、親の希望と子供の希望を分けて考えることだと思います。

成績を上げたい。

これは親の大事な希望です。

安心して話せる先生に教わりたい。

これも子供にとっては大事な希望です。

私は、どちらも塾を選ぶうえで欠かせないものだと思います。

うちの娘は人見知りがかなり強く、初対面の人と話すのが苦手でした。

そのため、学習先を選ぶときは、授業内容だけでなく、先生との相性も重視しました。

私は娘の性格を考え、比較的年齢の高い女性の先生が合いそうだと思っていました。

もちろん、先生の性別や年齢だけで指導の良し悪しが決まるわけではありません。

あくまで、娘が安心して学べる環境を考えたときの、私なりの判断です。

実際に話しやすいか、分からないことを聞けそうか。

そんなところも、体験授業で確かめたいですね。

体験内容と保護者の見学・相談方法を確認する

体験授業を申し込む前に、確認しておきたいことがあります。

確認すること内容
体験内容科目・授業時間・学習内容
費用無料か有料か、教材費などが必要か
見学保護者が授業を見学できるか
先生体験時と入塾後の担当は同じか
事前相談子供の苦手なことや性格を伝えられるか

特に、人見知りが強い子供の場合は、事前にそのことを伝えておくのもよいと思います。

また、授業を受ける体験と、説明を聞く面談・カウンセリングは別物です。

面談では塾の方針や学習方法について相談できますが、それだけでは実際の授業の雰囲気までは分かりません。

申し込む前に、何を体験できるのか確認しておきましょう。

体験当日|質問のしやすさと理解度への対応を見る

質問する方法と先生の対応を確かめる

塾の説明で「質問はいつでもできます」と言われることがあります。

でも、それが子供にとって質問しやすい環境なのかは、別の話です。

例えば、次のような違いがあります。

  • 授業中に手を挙げて質問する
  • 先生が席を回り、個別に声をかけてくれる
  • 授業後に質問する時間がある
  • 分からない問題に印をつけて、あとから聞ける

人前で話すことが苦手な子供なら、先生から声をかけてもらえる方が安心することもあるでしょう。

体験授業を見学できる場合は、子供が困っているときに先生がどう対応しているかを見ておきたいところです。

ただし、体験中に質問しなかったからといって、その塾が合わないと決める必要はありません。

初対面で緊張していたのかもしれませんし、質問するほど困らなかっただけかもしれません。

体験が終わってから、本人に聞いてみましょう。

子供の理解度に合わせて教えてくれるか

授業が分かりやすいことは大切です。

それに加えて、子供がつまずいたとき、先生がどう対応してくれるかも確認したいところです。

例えば、次のような点です。

  • 子供が自分で考える時間を取ってくれるか
  • 間違えた理由を一緒に確認してくれるか
  • 理解できないとき、説明の仕方を変えてくれるか
  • 子供の理解度に合わせて問題の難しさを調整してくれるか

もちろん、体験授業でこうした場面がすべて見られるわけではありません。

つまずくことなく授業が終わる場合もあります。

そのときは、普段の授業で分からない問題が出てきた場合、どのように対応しているのかを聞いてみましょう。

また、体験授業で問題が解けたからといって、すぐに学力が定着するわけではありません。

大切なのは、その子に合った教え方をしてくれるかどうかです。

体験後|子供の感想と続けられる条件を考える

「楽しかった」「分かった」の中身を聞く

体験授業が終わったら、まずは子供の感想を聞いてみましょう。

ここで気をつけたいのは、親の考えを先に伝えすぎないことです。

「いい先生だったよね?」

「この塾なら続けられそうでしょ?」

こう聞いてしまうと、子供が親の期待に合わせて答えることもあると思います。

それよりも、次のような質問の方が、本人の気持ちを聞きやすいのではないでしょうか。

  • 今日の授業で楽しかったことは何?
  • 難しかったところはあった?
  • 先生に分からないことを聞けそうだった?
  • また行ってみたいと思う?

全部を一度に聞く必要はありません。

子供の様子を見ながら、自然に会話できれば十分だと思います。

私自身も、娘の学習先を考えるなかで複数の塾などを検討し、本人の感想を聞きながら、最終的に公文を選びました。

そのとき、私が良いと思ったかどうかだけでなく、娘がどう感じたかも大切な判断材料にしていたんです。

公文を選んだ経緯や、実際に通わせて感じたことは、こちらの記事にまとめています。

公文は中学生に合う?実際に通わせて感じた効果と向き不向き

子供の感想を聞いたあとは、塾の先生からも話を聞いてみましょう。

本人が感じたことと、先生から見た学習上の課題。

両方を知ることで、入塾後の学び方を考えやすくなります。

親の期待と子供の感想が違ったら?

親は良い塾だと思ったのに、子供は通いたくないと言う。

反対に、子供は楽しかったと言うけれど、親としては授業内容が少し物足りない。

そんなこともあると思います。

私なら、まずは意見が違う理由を聞いてみます。

例えば、子供が通いたくない理由が「先生が怖かった」なのか、「問題が難しかった」なのかでは、考え方も変わってきます。

親が心配していることも同じです。

授業内容なのか、費用なのか、通いやすさなのか。

まずは、お互いが気になっていることを整理してみましょう。

大切なのは、子供の気持ちを尊重しながら、親としての考えも伝えることだと思います。

どちらか一方の意見だけで決める必要はありません。

先生を変更できるか、授業の進め方を調整できるかなど、塾に相談できることもあります。

それでも本人が強く嫌がっているなら、無理に入塾を決めなくてもよいと思います。

ほかの塾や学習方法も含めて考えてみましょう。

通いやすさや費用も忘れずに確認する

塾選びでは、授業内容や先生との相性に目が向きがちです。

でも、実際に通い始めると、それ以外にも大切なことがあります。

その一つが、通いやすさです。

わが家では、自宅の立地を考えると自転車で通うには負担が大きいため、できれば徒歩でも通える距離を重視していました。

たとえ良い塾でも、通うこと自体が大きな負担になってしまうと、長く続けるのは大変です。

体験授業のときだけでなく、普段の学校生活を考えながら、次のような点も確認しておきましょう。

確認項目チェックする内容
通塾往復時間、交通手段、雨の日や暗い時間の安全
生活部活動や習い事、帰宅・夕食・就寝時間への影響
宿題学校の宿題と塾の課題を無理なく両立できるか
費用入会金、授業料、教材費、管理費、講習費
契約欠席時の振替、休塾・退塾の条件

費用については、月謝だけで判断しないことも大切です。

入会金や教材費、季節講習などを含めると、想像していたより負担が大きくなることもあります。

できれば、1年間でどのくらい必要になるのかを見積もってもらいましょう。

家計への負担も含めて、無理なく続けられるか考えたいですね。

体験だけで決められないときは、追加で確認しよう

一度の体験授業で、すべてを判断するのは難しいものです。

分からなかったことがあれば、遠慮せずに塾へ聞いてみましょう。

特に確認しておきたいのは、体験授業と通常授業の違いです。

  • 体験を担当した先生が、入塾後も教えてくれるのか
  • 普段の授業では何人の生徒を指導しているのか
  • 分からないときの質問方法は同じなのか
  • 必要な学習サポートは料金に含まれているのか

子供がまだ迷っているなら、別の日に見学したり、もう一度体験できるか相談したりする方法もあります。

ただし、何回も体験しなければならないわけではありません。

必要なことを確認したうえで、親子が納得できるかどうかが大切です。

最後に、判断に迷ったときの考え方を整理しておきます。

体験後の状況次に考えたいこと
子供が通いたいと感じ、必要な学習サポートや費用にも納得できた入塾を検討する
授業は良さそうだが、担当講師や費用などに不明点がある塾へ追加確認してから決める
子供が強く嫌がる、必要な支援が受けられない、通塾の負担が大きい別の塾や学習方法を検討する

また、通塾の負担が大きい家庭では、オンライン指導も選択肢の一つです。

親の送迎が難しい家庭では、暗い夜道を子供一人で歩かせることとなります。

そこで、検討材料の一つとして、オンライン塾も選択肢の一つとして考えたいところです。

オンライン塾も検討している方は、こちらの記事も参考にしてください。

トウコベとウィズスタディはどっち?料金・指導方法を比較

まとめ|親子が納得できる塾を選ぼう

塾の体験授業では、授業内容や先生の印象だけでなく、子供が安心して学べるかどうかも確認したいところです。

親が良いと思う塾と、子供が通いたいと思う塾が違うこともあるでしょう。

そんなときこそ、子供の気持ちを聞きながら、親として気になることも一つずつ確認していきたいですね。

そして、忘れたくないのが、塾は入ることが目的ではないということです。

入塾してから、子供が無理なく学び続けられるか。

私は、そこまで考えて選ぶことが大切だと思います。

体験授業を受けたからといって、その場ですぐに決める必要はありません。

親子で話し合い、納得できる学習環境を選んでいきましょう。

最後まで読んでいたいただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント