50代会社員が匿名でブログを始めるには?身バレ対策と注意点

50代の会社員が匿名でWordPressブログを始めるために、身バレ対策や個人情報の公開範囲を確認しているイメージ 奮闘記

「副業でブログをやってみたい。でも、会社や知り合いに知られるのは困る」

そんな理由で、最初の一歩を踏み出せずにいる方もいるのではないでしょうか。

先に結論をお伝えすると、ブログは実名も顔写真も公開せずに始められます。

大丈夫です。顔出しをしなくても、自分の経験や考えを発信することはできます。

もちろん、匿名だからといって、身元が絶対に分からないわけではありません。注意すべき点はいくつかあります。

でも、最初から難しく考えすぎなくてもよいと思います。

自分の世界を楽しみながら、伝えたい誰かに向けて記事を書く。

収益を急がず、まずはそんな気持ちで始めてもよいのではないでしょうか。

私もそうですが、50代ともなると、会社での立場もあれば、家族との暮らしもあります。

新しいことに挑戦したくても、今の生活を危うくしてまで飛び込む気にはなれませんよね。

私は50代の会社員として働きながら、「ハルユキ奮闘記」というブログを運営しています。

本名や顔写真を積極的に公開するつもりは、今のところありません。

ただ、会社の就業規則や税金など、匿名かどうかとは別に確認しておくべきこともあります。

この記事では、50代の会社員が匿名でブログを始める際の準備と注意点を、実際にブログを運営している立場から整理しました。

50代会社員でも匿名でブログを始められる?

ブログを始めるために、本名や顔写真を読者へ公開する必要はありません。

ペンネームやイラストのアイコンを使い、自分の経験や考えを発信することができます。

私が運営している「ハルユキ奮闘記」もそうです。

ブログ上ではペンネームを使って記事を公開しています。

ただし、ここで区別しておきたいことがあります。

「読者に本名を明かさないこと」と「誰にも身元が分からないこと」は、同じではありません。

匿名運営でできること注意したいこと
ペンネームで記事を書く記事の内容から人物を推測されることがある
顔写真を公開しない写真の背景などから生活圏が分かることがある
ブログ専用の連絡先を使う個人用SNSとのつながりが身元の手掛かりになる
WordPressの公開表示名を設定する設定によっては別の場所にユーザー名が表示される

匿名運営は、身元が知られるリスクを減らすための工夫です。

完全に隠せる仕組みではありません。

それでも、注意点を先に知っておけば、うっかり個人情報を公開してしまうことは防ぎやすくなります。

匿名ブログを始める前に確認しておきたいこと

ブログの設定に入る前に、会社員として押さえておきたいことが3つあります。

① 勤務先の就業規則を確認する

ブログに限った話ではありませんが、副業に制限を設けている会社は今もあります。

まずは勤務先の就業規則に目を通しましょう。

会社によっては、副業に関する届出や許可、守るべき条件が定められています。

匿名でブログを書くことと、会社の規則を守ることは別の話です。

また、勤務先や顧客の情報をブログに掲載しないことはもちろん、会社のパソコンや勤務時間を私的なブログ運営に使わないことも大切です。

厚生労働省では、副業・兼業に関するガイドラインを公表しています。

ただし、具体的な手続きや社内ルールは会社ごとに異なるため、自分の勤務先の規定を確認してください。

ちょっと面倒ですよね。

でも、今の生活を守りながら安心して続けるためには、最初に確認しておきたい部分です。

参考:厚生労働省「副業・兼業」

② 登録情報と公開する情報を分けて考える

WordPressでブログを運営する場合、一般的にはレンタルサーバーや独自ドメインを準備します。

難しそうに聞こえるかもしれませんが、必要以上に心配しなくてもよいと思います。

私もブログを始めたときは、YouTubeを見ながら手続きを進めました。

実際の画面を見せながら説明してくれる動画もあります。

「ここは注意しましょう!」と、細かい部分まで教えてくれるので助かりました。

ただし、サービスの画面や契約条件は変わることがあるため、最終的には公式サイトの案内も確認してください。

こうした契約では、氏名や住所などの登録を求められることがあります。

匿名で運営したいからといって、嘘の情報を入力してはいけません。

契約先には正しい情報を登録し、読者に公開する情報は適切に管理する。

この区別が大切です。

また、ブログで収益を得るようになれば、税金についても確認する必要があります。

匿名運営と納税義務は、まったく別の話です。

③ ブログを始める目的を考えておく

匿名の設定と同じくらい大切なのが、「何のためにブログを始めるのか」ということです。

  • 定年後の収入の選択肢を増やしたい
  • 自分の経験を誰かの役に立てたい
  • 新しいことを学びながら挑戦したい
  • 将来の働き方を少しずつ変えていきたい

目的は人それぞれでよいと思います。

私の場合は、今の仕事を続けながら、将来の選択肢を増やしておきたいというのが大きな動機です。

ただ、ブログは始めてすぐに収益が出るものではありません。

私自身、記事を書き続けてきましたが、収益化には今も苦労しています。

ブログはよく持久走にたとえられます。

焦って走り続ければ、途中で疲れてしまいますよね。

だからこそ、収益を急ぐより、まずは読者の役に立つ記事を積み重ねること。

そして、実際のアクセスや読者の反応を確認しながら、少しずつ改善していくことが大切だと思います。

匿名ブログで確認したい5つの身バレ対策

それでは、具体的に何に気をつければよいのでしょうか。

初めてWordPressでブログを作る方にも分かるように、5つに分けて整理します。

① ペンネームとブログの公開表示名を決める

まずは、ブログで使う名前を決めましょう。

実名の代わりに、ペンネームやニックネームを使う方法があります。

ただし、名前を変えれば安心というわけではありません。

例えば、個人用SNSとまったく同じ名前を使うと、そこから同じ人物だと推測されることがあります。

勤務先や本名を連想させる名前も、避けたほうが無難です。

WordPressでは、管理画面の「ユーザー」からプロフィールを開くと、「ブログ上の表示名」を選択できます。

ただし、投稿者ページのURLなどに、ログインユーザー名が含まれる場合もあります。

ブログの表側で何が表示されているか、一度自分の目で確かめておきましょう。

参考:WordPress公式「ユーザーのプロフィール画面」

② ブログ専用のメールアドレスを用意する

ブログを始めるなら、個人用とは別に、ブログ専用のメールアドレスを用意する方法があります。

私生活とブログ運営の連絡が混ざらないので、管理もしやすくなります。

特に、本名が含まれるメールアドレスを、そのまま問い合わせ先として公開するのは避けたいところです。

ただし、専用のアドレスを作ったからといって、すべてのサービスで個人情報を隠せるわけではありません。

契約に必要な情報は正しく登録し、どこまで公開されるのかを確認しながら進めましょう。

③ ドメインの登録者情報を確認する

WordPressブログでは、独自ドメインを取得して運営する方法があります。

独自ドメインとは、このブログでいえば「haruyukiworld.com」の部分です。

ここで注意したいのが、ドメインの登録者情報です。

ドメインには登録情報を確認できる仕組みがあり、種類や設定によって公開される情報が異なります。

私が利用しているConoHa WINGには、「WHOIS情報公開代行」という機能があります。

これは、対象となるドメインについて、契約者本人の情報の代わりにConoHaの情報を公開する仕組みです。

ただし、ドメインの種類などによって扱いが異なります。公開代行だけで、すべての個人情報を隠せるわけではありません。

契約する前に、自分が取得するドメインでどの情報が公開されるのかを確認しておきましょう。

参考:ConoHa WING公式「WHOIS情報公開代行を設定する」

④ 写真や記事から個人情報が分からないか確認する

匿名ブログでは、名前や顔写真だけでなく、記事の内容にも気を配る必要があります。

例えば、次のような情報です。

  • 勤務先や部署を特定できる情報
  • 自宅や職場の周辺が分かる写真
  • 家族の学校や生活予定などの詳しい情報
  • 写真に写り込んだ住所や書類
  • 自分だけが経験したと分かる職場の出来事

一つひとつは小さな情報でも、組み合わせることで人物が絞られてしまう場合があります。

また、スマートフォンで撮影した写真には、設定によって撮影場所などの情報が記録されることがあります。

ブログに掲載する前には、写真に写っているものだけでなく、位置情報などが残っていないかも確認しておきたいところです。

私は、記事の内容を具体的に伝えることと、家族や勤務先のプライバシーを守ることは、両立できると考えています。

経験を伝えるために、個人情報をすべて公開する必要はありません。

⑤ 個人用SNSとブログ用SNSを分ける

ブログを運営していると、XやThreadsなどのSNSから読者を集めたくなることもあると思います。

ただし、すでに個人用のSNSアカウントを持っているなら注意が必要です。

個人用アカウントからブログを紹介すると、知人に運営者だと気づかれることがあります。

ブログ専用のアカウントを作る方法もあります。

ただし、それだけで匿名性が守られるわけではありません。

連絡先の同期、プロフィール、投稿内容、ほかのアカウントとのつながりなどにも気をつけてください。

SNSを始めるかどうかは、ブログを開設してから決めても遅くありません。

最初から全部やろうとしなくても大丈夫です。

まずはブログの記事作成に集中することをおすすめします。

匿名でWordPressブログを始める流れ

ここまでの注意点を踏まえて、WordPressブログを始める流れも整理しておきましょう。

・手順1:就業規則と公開したくない情報を確認する。
・手順2:ペンネームとブログのテーマを準備する。
・手順3:レンタルサーバーと独自ドメインを準備する。
・手順4:WordPressを設定し、公開表示名などを確認する。
・手順5:ブログの公開画面を確認して最初の記事を書く。

匿名で運営するなら、特に4番目の公開設定を念入りに確認したいところです。

記事に表示される名前だけでなく、投稿者ページや問い合わせ先など、読者が閲覧できる場所を一通りチェックしておきましょう。

WordPressのインストール方法やサーバーの選び方まで、この記事で詳しく説明すると長くなってしまいます。

ブログ開設の具体的な手順については、こちらの記事で紹介しています。

関連記事:50代からブログを始める方法|初心者向けに会社員の私が実体験で解説

匿名ブログでも読者から信頼してもらえる?

「本名も顔も出さないブログを、本当に読んでもらえるのだろうか」

そんな不安を感じる方もいると思います。

私は、信頼は実名や顔写真だけから生まれるものではないと思っています。

もちろん、実名や経歴を公開したほうが、専門性や責任の所在が伝わりやすい場面もあるでしょう。

でも、匿名でも、自分の経験を誠実に伝えることはできます。

例えば、こんなことです。

  • 実際に経験したことと、調べた情報を分けて書く
  • 分からないことは、分からないと伝える
  • 読者に不利な情報も隠さない
  • 商品やサービスを紹介するときは、向いていない人にも触れる
  • 記事の内容が古くなったら、必要に応じて見直す

こうした積み重ねが大切なのではないでしょうか。

私はブログを始めて約2年になります。

50代の会社員として働きながら、800本以上の記事を書いてきました。

それでも、収益化は簡単ではありませんでした。

記事を書けばすぐに収入が増えるわけでもありませんし、検索結果に表示されるまでに苦労することもあります。

正直、今も試行錯誤の途中です。

ただ、こうした経験も、これから始める方の判断材料になると思っています。

うまくいった話だけでなく、思うようにいかなかったことも伝える。

匿名であっても、そんな記事を積み重ねていきたいと思っています。

50代会社員がブログを続けるために大切だと思うこと

私は、50代からブログを始めるのが遅いとは思っていません。

ただ、若い頃のように自由に使える時間があるとは限りません。

仕事もあれば、家族との生活もあります。

体力や健康面でも、無理は禁物の年代だと思います。

ブログを始めると、

「毎日更新しなければ」

「早く収益を出さなければ」

と焦ってしまうこともあります。

私も、わずかな空き時間までブログに使おうとして、かえって気持ちがしんどくなったことがありました。

だからこそ、今は休むことも大切にしています。

匿名で始めるなら、身元を知られないための準備は必要です。

でも、それ以上に大切なのは、今の生活を守りながら、長く続けられる方法を見つけることではないでしょうか。

私は将来の選択肢を増やしたくて、ブログを続けています。

でも、そのために今の仕事や家族との時間を犠牲にしたいわけではありません。

無理のない形で挑戦を続けること。

それが、50代の副業では大切だと感じています。

ブログを収益化したいなら、サーバー選びも確認しておこう

副業としてブログを始めるなら、将来の収益化も頭に入れておきたいところです。

WordPressで自分のブログを運営する場合、一般的にはレンタルサーバーなどの費用がかかります。

ただ、高額なサービスを契約したからといって、収益が約束されるわけではありません。

私は現在、ConoHa WINGでブログを運営しています。

始めた頃は、サーバーのことをほとんど知りませんでした。

それでも、WordPressを設置して記事を書き続けてきました。

ただ、ほかのレンタルサーバーを同じ期間使って比較したことはありません。

そのため、ConoHa WINGがすべての人に一番合うとは言いません。

初心者として約2年間使って感じたことや、契約前に確認したい注意点は、こちらの記事にまとめています。

関連記事:ConoHa WINGは初心者に使いやすい?2年間使った感想と注意点

サーバーを選ぶときは、料金や契約期間だけでなく、ドメインの情報公開設定なども確認して、自分に合ったものを選びたいですね。

匿名ブログについてよくある疑問

匿名なら会社に知られる心配はない?

いいえ。匿名だからといって、勤務先や知人に知られないとは限りません。

公開している文章や写真、SNSでの発信などから、運営者を推測されることがあります。

また、副業に関する会社のルールは、匿名かどうかに関係なく確認が必要です。

ブログで収益が出たら確定申告は必要?

収入や所得の状況によって異なります。

一般に、1か所から給与を受け取り、年末調整を受けている会社員でも、給与や退職所得以外の所得が年間20万円を超える場合には、所得税の確定申告が必要になります。

ただし、20万円以下なら何も確認しなくてよい、という意味ではありません。

住民税の申告が必要になる場合もありますし、ほかの理由で確定申告をする際には扱いが変わることもあります。

収益が出たら、国税庁や自治体の案内を確認しましょう。

参考:国税庁「給与所得者で確定申告が必要な人」

顔出しをしなくてもアフィリエイトはできる?

顔写真を出さなくても、ブログで商品やサービスを紹介することはできます。

ただし、広告を掲載するには、ASPや広告主の審査・規約に従う必要があります。

契約時に求められる本人情報は正しく登録し、読者にも広告であることが分かるように表示しましょう。

また、使っていない商品を使ったように書いたり、実績を誇張したりすることは避けたいところです。

匿名であっても、読者への誠実さは変わりません。

まとめ|50代会社員でも匿名でブログに挑戦できる

50代の会社員でも、本名や顔写真を公開せずにブログを始めることはできます。

ただ、匿名で運営するなら、最初に確認しておきたいことがあります。

  • 勤務先の就業規則
  • ペンネームとWordPressの公開設定
  • ブログ専用の連絡先
  • ドメインの登録者情報
  • 写真や記事、SNSからの個人情報の公開

こうした点を確認したうえで、自分に合った方法で始めればよいと思います。

そして、匿名であること以上に大切なのは、読者へ誠実に情報を届けることです。

私も50代の会社員として、今の生活を守りながらブログに挑戦しています。

決して簡単な道のりではありません。

でも、これまでの人生で経験してきたことが、誰かの役に立つ場面もあるはずです。

本名や顔写真を出したくないからといって、新しい挑戦を諦める必要はありません。

自分と家族の生活を守りながら、できる形で一歩踏み出してみる。

私は、そんなブログの始め方があってもよいと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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