管理職は相談相手がいない?50代で感じる話しにくさと相談先

50代の管理職が一人で悩みを抱え込みながらも、上司・同僚・第三者・公的相談・オンライン相談などの相談先を考えているイメージ 奮闘記

※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。

管理職になると、部下から相談を受ける機会は増えます。

仕事の進め方。

人間関係。

ミスやトラブル。

今後の働き方。

いろいろな相談を受ける立場になります。

しかし、自分自身が困ったときに、

「では、自分は誰に相談すればいいのだろう」

と感じることがあります。

私自身、長く管理職として働いてきました。

管理職になった瞬間から、部内で起きたことに対して、

「最終的には自分の責任だ」

という意識を持つようになったように思います。

仕事が順調なときは、それほど気になりません。

しかし、

  • 売上や成績が思うように伸びない
  • 部下同士の人間関係で問題が起きる
  • ミスやトラブルが発生する
  • 上司と部下の間で意見が食い違う

といったことが続くと、

「自分の管理が悪いのではないか」
「もっと早く気づけたのではないか」
「あの時もう少し踏み込んでいたら、違った結果になったのではないか」

と考えてしまうこともあります。

もちろん、管理職には責任があります。

しかし長く仕事をしていると、誰がその立場にいても起きていたのではないかと思うことも少なくありません。

管理職として対応する責任があることと、問題が起きた原因まですべて自分にあることは、同じではないと思います。

それでも社内では、立場や人間関係があるため、何でも気軽に話せるわけではありません。

上司には言いにくい。

部下にはなおさら話せない。

同僚にも、それぞれの立場があります。

家族や友人にも、会社の事情までは説明しにくいことがあります。

だからこそ私は、管理職が誰かに相談することは、決して弱さではないと思っています。

相談は、つらくなってから弱音を吐くためだけのものではありません。

今起きている問題を整理し、次にどう動くかを考えたり、これから起こりそうな問題へ早めに目を向けたりするために利用する。

そんな前向きな使い方があってもいいと思います。

この記事では、50代の管理職として働いてきた経験をもとに、なぜ管理職は相談しにくくなるのか、誰に相談すればいいのかを考えていきます。

管理職になると相談相手がいないと感じやすい

管理職になる前であれば、困ったことがあれば上司に相談するという選択肢があります。

しかし、自分が管理職になると状況が変わります。

部下から見れば、自分が「相談する相手」です。

仕事上の問題が起きれば、

「どうすればいいですか?」

と判断を求められる側になります。

そうなると、自分自身が迷っていたとしても、

「分からない」

とは簡単に言いにくくなります。

もちろん、上司に相談することはできます。

しかし、何でも話せるとは限りません。

相談する内容によっては、

「管理職なのにそんなことも判断できないのかと思われないだろうか」

「自分の評価に影響しないだろうか」

と考えてしまう人もいると思います。

部下には話せないこともある

部下との距離が近く、普段からよく話をしている職場でも、管理職だからこそ話せないことがあります。

たとえば、

  • 会社の方針に対する迷い
  • 人事に関する問題
  • 売上や経営上の問題
  • 別の社員についての相談
  • 自分自身が抱えている不安

などです。

何でも部下へ話してしまえば、かえって不安を与えることもあります。

相談される側だからこそ、言えないことが増えていく。

管理職には、こうした難しさがあります。

同僚にも立場や利害関係がある

同じ立場の管理職だからこそ話せることもあります。

ただ、会社という組織の中にいる以上、完全に利害関係がないとは言えません。

部署同士の関係。

評価。

昇進。

業績。

上司との関係。

いろいろなものが複雑に関係します。

残念ながら、問題が起きたときに、

「どう解決するか」より「誰の責任なのか」

が先に話題になる職場もあると思います。

そうした環境では、自分の悩みや迷いをどこまで話していいのか慎重になるのも無理はありません。

管理職には責任がある。でも原因まですべて自分とは限らない

管理職になれば、自分の部署で起きた問題に対応する責任があります。

これは避けて通れません。

私自身も、

「自分の部署で起きたことは、最終的には自分が対応する」

という意識で仕事をしてきました。

ただ、長く管理職を続けていると、一つ感じることがあります。

それは、

管理職として責任を負うことと、その問題を引き起こした原因が自分にあることは別だ

ということです。

たとえば売上が落ちたとしても、

  • 市場そのものが変化した
  • 取引先の事情が変わった
  • 会社の方針が変わった
  • 人員が不足している
  • 以前から続いていた問題が表面化した

など、自分だけではどうにもできない要因もあります。

人間関係の問題も同じです。

自分が知らないところで積み重なっていた不満が、ある日突然表面化することもあります。

振り返ってみると、

「自分ではなく、誰がこの立場にいても起きていたのではないか」

と思う出来事もあります。

自分を責めることと責任を果たすことは違う

「自分の責任だ」

と考えること自体は、管理職としての責任感から来ているのだと思います。

しかし、

「全部自分が悪い」

と考えることとは違います。

必要なのは、

  • 実際に何が起きたのか
  • 原因はどこにあるのか
  • 自分にできることは何か
  • 自分だけでは変えられないことは何か
  • 次に何をするのか

を整理することです。

自分一人では整理できなくなることもあります。

そんなときこそ、誰かに話してみる意味があります。

相談することは責任から逃げることではありません。

状況を整理し、次にどう動くかを考えることも、管理職として責任を果たすための行動の一つだと思います。

誰かに相談することは弱さではない

私が若い頃は、

「仕事が大変なのは当たり前」

「つらくても頑張る」

「弱音を吐かずに乗り切る」

という考え方を、今より耳にすることが多かったように思います。

気合いや根性で乗り越えた経験が、自信につながることもあるでしょう。

しかし、すべての問題を我慢だけで解決できるわけではありません。

特に人間関係の問題は複雑です。

そこには、

  • 相手の感情
  • 自分の感情
  • 立場
  • これまでの関係
  • 会社の方針
  • 周囲への影響

など、さまざまなものが絡みます。

こうした問題を一人で考え続けていると、同じ方向からしか物事を見られなくなることもあります。

誰かに相談することで、自分の考えを言葉にする。

質問してもらう。

違う視点から見てもらう。

その過程で、自分自身でも気づいていなかったことに気づくことがあります。

私は相談することを、

「自分では解決できないから助けてもらう行為」だけだとは考えていません。

現状を整理し、次の行動を考えるための一つの方法だと思います。

利害関係のない第三者だから話せることもある

社内の上司や同僚へ相談できるのであれば、それが一番早い場合もあります。

仕事内容や会社の事情を理解しているからです。

しかし、相談する内容によっては、社内だからこそ話しにくいこともあります。

そんなときは、会社と直接の利害関係がない第三者へ話すという方法があります。

第三者であれば、

「評価に影響しないだろうか」

「別の人へ話が伝わらないだろうか」

「自分の立場が悪くならないだろうか」

といった社内特有の心配を切り離して話しやすくなります。

もちろん、誰にでも会社の情報を話してよいわけではありません。

会社名、個人名、取引先、機密情報など、相談に必要のない情報は伏せる必要があります。

そのうえで、

問題の構造や、自分が何に悩んでいるのかを話す

ことはできます。

客観的に見てもらうことで違う考え方に気づける

一人で悩み続けていると、

「こうするしかない」

と思い込んでしまうことがあります。

しかし、第三者から、

「なぜそう考えるのですか?」

「別の方法はありませんか?」

「本当にあなた一人が背負う問題でしょうか?」

と聞かれるだけでも、見え方が変わることがあります。

第三者へ相談する価値は、答えを教えてもらうことだけではありません。

自分だけでは見えなくなっている部分を、一緒に整理できること

にもあると思います。

問題が大きくなる前に相談する考え方もある

カウンセリングや相談サービスというと、

「本当につらくなってから利用するもの」

というイメージを持つ人もいるかもしれません。

私は、それだけではないと思っています。

たとえば、

「最近、部下との関係がうまくいっていない」

「上司との考え方が合わず、少し疲れている」

「同じ問題について何度も考えている」

という段階で、一度誰かに話してみる。

その中で、

  • 今何が問題なのか
  • 自分は何にストレスを感じているのか
  • 何なら変えられるのか
  • 何は自分では変えられないのか
  • 次にどのような行動を取るのか

を整理する。

これは弱音を吐くためだけの行動ではありません。

現状の問題を整理したり、これから起こりそうな問題へ早めに目を向けたりするために相談する。

そういう使い方がもっと広がってもいいと思います。

会社の中だけでなく外部へ相談する仕組みもある

海外では、従業員の仕事や個人的な問題について相談や支援につなげるEAP(従業員支援プログラム)という仕組みがあります。

米国連邦政府のEAPでも、仕事や個人的な問題に対する短期的な相談や、必要な支援先への紹介などが行われています。

こうした仕組みを見ると、

相談することを個人の弱さとして捉えるのではなく、働き続けるための支援として考える

という見方もできます。

日本にも相談する仕組みはあります。

厚生労働省の「こころの耳」では、働く人やその家族などを対象に、電話・SNS・メールで相談を受け付けています。

匿名・無料で利用できます。

勤務先に相談窓口や産業医などの制度があるなら、まず確認してみるのも一つの方法です。

会社とは別の場所へ相談したいのであれば、公的な相談窓口を利用する方法もあります。

そして、

もう少し自分に合った相手を選んで話したい

という場合には、民間のオンライン相談サービスも選択肢になります。

相談内容によって相談先を変えてもいい

相談相手は一人だけである必要はありません。

相談したいこと相談先の例
仕事の具体的な判断上司・社内の専門部署
同じ立場だから分かる悩み管理職仲間
家庭でも話せる内容家族・友人
公的な相談先を使いたいこころの耳など
社内と切り離して仕事の悩みを話したいココナラなど
ストレスや気持ちも含めて専門家に相談したいKimochiなど

相談する内容によって相手を変えていい。

私は、その方が現実的だと思います。

仕事について話しながら整理したいならココナラ

ココナラには、仕事やキャリア、人間関係などについて相談できるサービスがあります。

実際に、管理職の仕事やキャリア、上司や部下との関係について相談できるサービスもあります。

たとえば、

  • 管理職としての悩みを誰かに聞いてほしい
  • 上司や部下との関係について壁打ちしたい
  • 自分とは違う立場の人から意見を聞きたい
  • 今後の働き方について話してみたい

という場合です。

専門的なカウンセリングというより、

まず誰かと話しながら頭の中を整理したい

という人には選択肢の一つになります。

→ ココナラで相談できるサービスを確認する

詳しい利用方法や注意点については、こちらの記事でまとめています。

→ 関連記事:話し相手をしてくれるサービスがあった|ココナラの料金・評判を調査

ストレスや気持ちまで含めて相談したいならKimochi

仕事の問題には、感情が絡むことがあります。

「何をすればいいか」は分かっている。

でも気持ちがついてこない。

同じことを何度も考えてしまう。

仕事や職場のことでストレスを感じている。

そんなときは、仕事上の答えだけを探すのではなく、自分の気持ちについて話す方法もあります。

オンラインカウンセリングのKimochiには、公認心理師のみが登録しており、仕事・職場の悩みも相談対象として案内されています。

仕事の問題だけではなく、ストレスや自分の気持ちまで含めて専門家と整理したい

という人には、こうしたオンラインカウンセリングも選択肢になります。

→ Kimochiのオンラインカウンセリングを確認する

Kimochi

料金や利用方法、注意点についてはこちらの記事で詳しく調べています。

→ 関連記事:Kimochiの評判・口コミは?料金・公認心理師・解約条件を調査

なお、オンライン相談サービスですべての問題に対応できるわけではありません。

体調や心の状態に強い不安がある場合や、診断・治療が必要な場合には、医療機関や適切な専門機関へ相談してください。

管理職だからこそ一人で抱え込まない

管理職という立場になると、

「自分が何とかしなければならない」

と思う場面が増えます。

部下が困っていれば支える。

問題が起きれば対応する。

上司から求められれば結果を出す。

そうやって責任を果たそうとすることは、管理職として大切なことだと思います。

しかし、

責任を持つことと、一人ですべてを抱え込むことは同じではありません。

自分だけでは整理できない問題があれば、誰かに話してみる。

別の角度から意見を聞いてみる。

必要なら専門家に相談する。

それも問題へ向き合うための方法です。

相談する目的は、誰かに責任を預けることではありません。

自分がより納得して次の行動を選ぶために、考えを整理する。

そのために相談するという考え方があってもいいと思います。

まとめ|相談することも管理職としての一つの選択肢

管理職になると、部下から相談を受ける一方で、自分自身の相談相手が見つかりにくくなることがあります。

そして仕事で問題が起きれば、

「自分の責任だ」

と考えてしまうこともあるでしょう。

しかし、

管理職として対応する責任があることと、問題の原因まですべて自分にあることは別です。

一人で考えても答えが出ないときは、誰かに話してみてもいいと思います。

相談することは、弱さでも責任逃れでもありません。

自分の考えを整理する。

違う視点をもらう。

現状の問題を客観的に見る。

これから起こりそうな問題について考える。

そうした前向きな目的で相談する方法もあります。

社内で相談できるなら、社内の人に話す。

会社の制度が利用できるなら利用する。

公的な相談窓口を使う。

利害関係のない第三者へ話す。

必要であれば、オンライン相談やカウンセリングを利用する。

大切なのは、

自分の状況に合った相談先を持っておくこと

ではないでしょうか。

管理職だからといって、すべてを一人で背負う必要はありません。

長く仕事を続けていくためにも、誰かに相談することを特別なことだと考えず、必要なときに使える選択肢の一つとして持っておく。

私は、これからの働き方では、そういう考え方がもっと広がってもいいと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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